ダンスフィルムプロジェクト

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こんにちは!
いつの間にかもう10月ですね。今月末は、広島のコンテンポラリーダンスの公演に、来月は、東中野のスタジオの発表会に賛助出演のような形で出演いたします。😊

そんなこんなで、9月は何をしていたかというと、2つのダンスフィルムのプロジェクトに携わる機会がありました。プロジェクトと言っても個人的なダンスフィルムの作品作成で、「出来が良ければフェスティバルに出品するかも~」、という感じで。という訳で、街に繰り出して、屋外で踊っているところを撮影していただきました。一つはドイツ人のフォト/ビデオグラファーの方から連絡をいただき、もう一つは、春にインドで会ったインド人のダンサーの方からご連絡をいただきました。

今回は、この2つのプロジェクトについてお話しますね。

ダンスフィルムプロジェクト①

まず一つ目のプロジェクト。これは、ドイツ人のフォト/ビデオグラファーの方が、「個人的にダンスムービーの作品を創りたいので、どうですかー?」と突然メッセージをいただきました。なんと、インスタグラムを通してです。最初は、ん~?と思いましたが、彼のページを覗いてみると、素敵な写真がたくさんあったので、オッケーしました。メッセージをくれた2週間後くらいに日本に数日間滞在するということで、そのうちの1日の早朝に、駅のホームでの撮影を計画しました。「早朝なら仕事にも支障なし!」という訳でプロジェクトを承諾しました。内容としては、日本とフランスで現地のダンサーに踊ってもらい、最終的にはそれを組み合わせて一つのムービーにするそうで、その日本でのパートを受け持ったという感じです。テーマと音楽を事前にいただき、それらに合った動きを用意して臨みました。

早朝撮影

さて、撮影スケジュールはというと、日の出の時間帯に撮りたいということで、集合時間は朝の5時。電車があんまりないので、自転車で集合場所まで行きました。 まだ暗い中、多めの荷物を持って出るのは夜逃げ気分。笑 撮影場所は、とある駅のホーム。今まで、メッセージのやり取りしかしておらず、顔も知らない人との待ち合わせ。ドキドキでしたが、現れたのは長身イケメンのドイツ人でした。笑 とても気さくで、初対面でも最後まで楽しく、スムーズに撮影がすすみました。ちなみに、コミュニケーションはすべて英語です。

駅は、朝だからそんなに人はいないだろうと思っていましたが、意外と人が多くいたのでびっくりでした。撮影自体は、ホームの端で行ったので、混雑はなく、割とスムーズにすすみました。ただ、動く方としては、動く環境が想像と違いすぎていたので、用意した動きはほとんど入れずに、ほぼ即興になりました。ホームの端までいくとやっぱりちょっと怖かったです。笑

撮影自体は、朝7時過ぎくらいに終了し、残りの一日はごく普通の一日。かなり眠たい一日になりましたし、コンクリート上で踊ったので、すぐに筋肉痛にもなりました。笑

フランスでの撮影は10月に終わるそうで、それが終わってから映像編集を行うそうです。今回はフィルムカメラでの撮影だったので、撮った彼自身もスタジオに行くまで映像チェックができないのでドキドキです。さてどんな風になっているのでしょう?

 
 
 
 

ダンスフィルムプロジェクト②

さてさて、こちらのプロジェクトはインドの方が行っているプロジェクトの一環として、撮影してもらいました。いろんな国の方がそれぞれの街で踊っている映像を集めているようです。4月にインドに行ってきた時にワークショップを受けてくれていた方から連絡をいただき、プロジェクトに携わることになりました。
ビデオを撮ってくれたのは、NYにいるときに出会ったダンサーのYさん。Yさんは、写真やムービーを撮るのも上手な多彩な方。今は、名古屋に住んでいますが、わざわざ東京まで来てくれて、撮影してくれました。

こちらのプロジェクトは、特にテーマなどはなく、とにかく「東京で踊っている」映像を撮ってください、とだけ言われました。なので、ひたすら路上で即興。笑 今回は、数か所で撮影をしたので、2日に分けて撮影しました。1日目は夜、2日目は早朝に。東京らしい、日本らしいところをYさんと街を歩きながら、発見しては撮り、発見しては撮り。ちょっとした場所でもレンズを通すと一味違って見える場所も多く、楽しい時間が過ごせました。

撮った映像は、リクエストされた長さに編集しオンラインで提出。こちらもYさんの素敵なセンスで動画を組み合わせてもらいました。Yさん、本当にありがとうございました!

外で踊ってみて

今回は、私のスタイルで、コンテンポラリーバレエな感じで、ということだったので、屋外ですが、靴下のみで動いてみました。どうかなー??と思っていましたが、靴下って意外と強くて動きやすかったです。ちゃんと足も使えたので、大正解でした。笑 屋外で動くのは、スタジオと環境が全く違うので、やはり脚がすぐ疲れますね。コンクリート、アスファルトの硬―い場所がほとんどなので、すぐに筋肉痛です。笑 でも、スタジオ内やステージ上で動くのとはまた違う空気間の中、気ままに動けるのはとても楽しかったです😊

さあ、2つがどんな風にまとまるのかドキドキです。

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